無料キャンプ場はどう使う?関東の公式規則に共通する決まり
公開 2026年10月12日 更新 2026年10月12日・無料キャンプ場マップ 編集部・このサイトの調べ方
無料キャンプ場の多くは、市区町村などが申請・予約を受けて貸し出す公共の施設です。予約や申請がいる場所が多く、住民だけが使える場所もあります。火はかまど・炉・足つきの器具で使い、ごみは持ち帰るのが基本です。このサイトに載せている関東の無料キャンプ場26か所の公式ページを読み比べて、共通する決まりをまとめました(2026年10月12日確認)。
そもそも「無料キャンプ場」とはどんな場所?
このサイトでは、管理者(市区町村・都県・国・指定管理者)がキャンプ場・野営場として開放していて、使用料が無料か協力金の場所を「無料キャンプ場」としています。河川敷で黙認されているだけの場所や、キャンプ場と書かれていない広場は載せていません。
無料の形は3つに分かれます。
| 料金の形 | 関東の無料キャンプ場 |
|---|---|
| 使用料が無料(住民以外も) | 19か所 |
| 協力金(使用料ではなく、維持管理の協力金) | 3か所 |
| 住民は無料(住民以外は有料か、使えない) | 4か所 |
協力金の例が、秦野市の大倉高原テントサイトです。秦野市は2024年12月1日から、テント泊の人に1人500円の利用者協力金をお願いしています。
予約はいる?
多くの無料キャンプ場は、予約か事前の申請が必要です。
| 予約・申請 | 関東の無料キャンプ場 |
|---|---|
| 予約・申込が必要 | 20か所 |
| 予約制ではないが、申請・届出が必要 | 3か所 |
| 予約不要 | 3か所 |
申請の方法は場所ごとに違います。役所の窓口で申請書を出す(坂戸市は宿泊の場合、希望日の40日前から窓口かメールで申請)、観光協会にメールで申請する(八丈島の底土野営場)、当日に現地で届出を出す(新島村の羽伏浦野営場は、利用開始日にクラブハウスで「キャンプ届」を出す)などです。
予約不要と公式に書いてある無料キャンプ場は、次の場所です。
- 小滝沢キャンプ場(茨城・高萩市):予約不要
- 奥利根水源の森野営場(群馬・みなかみ町):予約不要。空いているスペースを利用
- 羽伏浦野営場(羽伏浦キャンプ場)(東京・新島村):予約不要。利用開始日の9〜16時に新島村スポーツ広場クラブハウスで「キャンプ届」を出す(木曜休み)
- 大倉高原テントサイト(神奈川・秦野市):予約不要。空いている場所に設営
誰でも使える?
使える人を決めている場所があります。住民(在勤・在学を含むことがある)だけが無料の場所、申し込めるのが住民だけの場所、青少年の団体か親子に限る場所などです。このサイトでは、青少年の団体だけが使える施設は載せていません。家族で使える場所は載せて、施設のページの「利用できる人」に条件を書いています。
- 太田市ふれあい広場(キャンプ・バーベキュー)(群馬・太田市):どなたでも(市外は有料)
- グリーンライフ猿花キャンプ場(埼玉・さいたま市):さいたま市内在住・在勤・在学の青少年とその指導者(家族でも利用可)
- 馬室キャンプ体験広場(埼玉・鴻巣市):鴻巣市内在住・在勤・在学の方
- げんき村キャンプ場(千葉・流山市):流山市在住・在勤・在学者とその団体(市外の方のみは不可)
長く泊まり続けていい?
日数の上限を決めている場所があります。新島村の羽伏浦野営場は連続5泊6日まで、八丈島の底土野営場は1回10日以内・1か月に最大10日間です。新島村のルールブックは、長期滞在は最長2週間までとし、それ以上は再申請が必要としています。
火とごみは?
火は、備え付けのかまど・炉か、足つきの器具で使うのが基本で、地面で直接火をたく直火は多くの場所で禁止です。ごみは持ち帰りが基本です。くわしくは「直火とごみの持ち帰り」にまとめました。
車はサイトまで入れる?
多くの公営キャンプ場は、車を駐車場に止めて荷物を運びます。坂戸市の野外活動施設は車両の乗り入れ不可で、指定の場所で荷下ろししてから駐車場に止めるよう案内しています。路上駐車への苦情が多いとして、注意を呼びかけている自治体もあります。サイトまで車を入れられると公式に書いてある無料キャンプ場は、1か所でした。
季節で閉まる?
冬に閉まる場所、季節を決めて開く場所があります。高萩市の小滝沢キャンプ場は通年使えますが、紅葉まつりの期間中はキャンプとバーベキューができません。利用期間は施設のページの「利用期間」に書いています。
無料だった場所が有料になることは?
あります。八街市のやちまたキャンプ場は、以前は使用料無料でしたが、人件費や物価の高騰を理由に2026年10月1日利用分から有料になりました。このサイトでは、有料化・閉鎖した場所を「有料化・閉鎖した場所の記録」に時期と出典つきで残しています。出かける前に、必ず公式のページで最新の情報を確かめてください。
関東の無料キャンプ場を探す
関東の無料キャンプ場は一覧と地図から探せます。日帰りならデイキャンプ場もあります。
よくある質問
- 無料キャンプ場は予約なしで行っていい?
- 多くの場所は予約か事前の申請が必要です。予約不要と公式に書いてある場所でも、新島村の羽伏浦野営場のように当日の届出が必要なことがあります。
- 無料キャンプ場は誰でも使える?
- 市区町村の住民(在勤・在学を含むことがある)だけが無料、または住民だけが申し込める場所があります。各施設のページの「利用できる人」を確かめてください。
- 河川敷ならどこでもキャンプしていい?
- 河川敷は管理者がキャンプ場として開放している場所とは限りません。このサイトでは、管理者がキャンプ場・野営場・バーベキュー場として開放している場所だけを載せています。
出典:
- 新島村「キャンプ場利用ルールブック」(PDF)(2026年10月12日確認)
- 新島村「令和6年度以降の都立羽伏浦野営場(キャンプ場)再開について」(2026年10月12日確認)
- 坂戸市「野外活動施設」(2026年10月12日確認)
- 八丈島観光協会「底土野営場」(2026年10月12日確認)
- 高萩市「小滝沢キャンプ場」(2026年10月12日確認)
- 秦野市「大倉高原テントサイト」(2026年10月12日確認)
- 八街市「市営運動場・やちまたキャンプ場 使用料改定のお知らせ」(2026年10月12日確認)